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ダンス療育指導士

発達障がいなどをもつお子様を対象に、ダンスを通じてコミュニケーション能力や認知能力を育み、社会的自立に向けて支援・サポートします。福祉関係や幼稚園、保育園、キッズダンススクールなど様々な場面で活躍できる資格です。

療育とは?

近年、「発達障がい」と呼ばれる障がいをもつお子様が急増しているといわれています。

発達障がいとは、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの事を言いますが、いずれも脳機能の障害によるものです。増加の背景には、医学の進歩により発達障がいの診断基準が普及し、発達障がいの診断名がつきやすくなった事や、教育現場での理解が広がり、支援級や支援学校が増加した事などがあげられます。

療育とはこのようなお子様に対して、社会的自立に向けて支援していくことを言います。

ダンス療育指導士とは?

ダンス療育指導士とは、発達障がいなどをもつお子様を対象に、ダンスを通じてコミュニケーション能力や認知能力を育み、社会的自立に向けて支援・サポートします。福祉関係や幼稚園、保育園、キッズダンススクールなど様々な場面で活躍できる資格です。
身体の感覚をフルに使い、音楽やリズムに合わせてイメージや感情を動員させながら身体を動かす運動療育を指導します。

運動療育では「姿勢保持」「平衡運動」「移動運動」などの粗大運動を鍛えていきますが、なかでもダンスは、イメージや感情が動員されることで「自己表現」や「コミュニケーション」としてのツールにもなります。仲間と一緒に振付を覚えたり、考えたり、発表したりすることで、達成感を味わったり、社会性を身につける事にもつながります。
アイソレーションは、身体の各部位をそれぞれ単独で動かすトレーニングで、感覚の統合が上手くいかない発達障害の子ども達にとって、体性感覚とよばれる、いわゆるボディイメージやボディコントロール力を身につけていく事ができ、日常動作が無駄なくスムーズになっていきます。

ダンスを通して子ども達の自主性を引き出し、楽しませながら社会的自立生活に向けて支援していくのがダンス療育指導士の役割です。

ダンス療育指導士の
活躍フィールド
  • 児童発達支援事業所や放課後等デイサービス、特別支援教育の分野で活躍できます
  • ダンス療育インストラクターとして、デビューも可能
  • 子どもの発育に特化しているため、キッズダンススクールでも応用可能
  • ダンスの指導の幅を広げたい方や、子どもの発達に興味のある方にもおすすめです

資格の取得方法は?

資格の取得方法までのSTEP

認定ダンス指導員初級の取得についてはこちら

認定ダンス指導員2級の取得についてはこちら

養成講座について

ダンス療育指導士養成講座BasicⅠ・BasicⅡ・BasicⅢでは、ダンス・療育の両分野における知識・実践力を、座学と実技の両面から学んでいきます。

Basic Ⅰ
養成講座(BasicⅠ)
  • 発達障害基礎知識

  • 発達心理学

  • コアトレーニング

  • リズムトレーニング

Basic Ⅱ
養成講座(BasicⅡ)
  • 各種法律

  • 学習指導要領

  • 振り付け・ダンストレーニング

  • ストレッチ

Basic Ⅲ
養成講座(BasicⅢ)
  • ダンススキル養成

  • 指導力養成

  • ロールプレイ学習

料金・お申し込みについて

スケジュールの確認・お申込みはこちら

資格の種類について

ダンス療育指導士(Basic)ライセンス

ダンス療育指導士(Basic)

ダンス・療育の両分野における知識・実践力に加え、指導力も兼ね備えたメイン資格

■ 資格認定要件
認定ダンス指導員(初級・2級)、養成講座「Basic Ⅰ」「BasicⅡ」「BasicⅢ」を受講修了・ダンス療育指導士試験に合格すること

■ 料金
98,800円(税込・受講料・スポーツ保険料・認定料・登録料・資格認定証作成費・カード発⾏料込み)

※すでに初級・2級ライセンスを取得済みの場合は、81,080円

ダンス療育指導士(Advance)ライセンス

ダンス療育指導士(Advance)(創設予定)

ダンス・療育の両分野における知識・実践力に加え、十分な指導力も兼ね備えた上級資格

■ 資格認定要件
ダンス療育指導士(Basic)・ダンス教育指導士(Basic)を取得し、養成講座Advanceを受講修了すること

■ 料金
受験料 5,500円、認定料 24,200円(資格認定証、ライセンスカード発行料含む)

ダンス療育指導士 Basic試験のご案内

試験概要

受験資格 ダンス療育指導士養成講座「BasicⅠ」「BasicⅡ」「BasicⅢ」を受講した方
試験日および時間 スケジュールはこちら

※資格認定にはJDAC認定ダンス指導員2級資格取得が必須となります。

会場の都合により、定員になり次第締め切りとさせていただきます。ご了承ください。締切日以降は、キャンセル等で定員に空きがあった場合のみ受付させていただきます。お電話にてお問い合わせください。

試験のお申込みはこちらから

ダンス療育指導士試験Q&Aはこちら


試験の方法

試験の方法
  1. 1 試験は筆記試験及び実技・面接試験にて行います。
  2. 2 筆記試験と、実技・面接試験はそれぞれで採点します。

いずれか片方が合格、片方が不合格の場合は、合格した方の合格権利は2年間有効になるため次回は必要な試験のみ受験できます。

合格基準

次の要件をいずれも満たした者を合格とします。

  1. 1 筆記試験(2種)がそれぞれ100点中50点以上であり、かつ2種の合計得点が200点中120点以上である者。
  2. 2 実技・面接試験の得点が、100点中60点以上である者。

試験の科目・内容・参考文献等

筆記試験

※択一式、多肢選択式、記述式いずれかで出題されます

試験科目

ダンス療育指導士の実務に関する基礎知識等

ダンス療育指導士の療育に関する基礎知識等

内容・参考文献等

  • 児童福祉法 第1章 総則
  • 障害者基本法 第1章 総則
  • 発達障害者支援法 全文
  • 特別支援学校幼稚部学習指導要領 第1章 総則
  • 特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 第1章 総則

  • 発達障害に関する基礎的な知識
  • 児童における発達心理学
  • 感覚統合に関する基礎知識
  • 神経伝達物質に関する基礎知識
  • 主な筋肉の名称とその作用
  • ※参考文献:ダンス療育指導士養成スクールにおいて配布したテキスト

実技

試験科目

ダンス療育指導士に必要な療育に関する技能等

内容・参考文献等
  • 療育における模擬ダンス指導
    事前に2×8の振付をご用意頂きます(使用曲など詳細についてはお申込みされた方にお伝えします)
  • ダンスの基礎的な指導(正しい姿勢、アイソレーション、リズムトレーニング、ステップ等)
  • 指導対象:発達障がいを持つ小学校3~6年生の児童
  • 参考文献:ダンス療育指導士養成スクールにおいて配布したテキスト

受験料、認定登録料及び更新について

受験料

5,500円(税込)

※お申し込み頂いた方には、「受付完了メール」をお送りいたします。
※受験料のお支払いは、クレジットカード決済と銀行振込を選択頂けます。
※お支払い頂いた受験料は、天災等の事由により試験を実施できない場合等以外は、返還致しませんので、ご了承下さい。

認定登録料 24,200円(税込)
(認定料、登録料、資格認定証作成料、郵送料、事務手数料、ライセンスカード発行料含む)
有効期限3年 有効期限3年間のため、3年に1回更新時に必要となります。
更新料:15,400円(税込)※オンラインでの更新講習料金を含む

当日の注意事項、持ち物について

【ダンス療育指導士養成講座】及び【ダンス介護予防指導士養成講座】に関しましては、一般社団法人医療介護ケア協会にて実施致します。
一般社団法人医療介護ケア協会は、茨城県常陸大宮市において廃校校舎を再利用した障がい児通所支援事業所の開設を契機に2014年に設立されました。現在では首都圏を中心に31カ所の児童デイサービス等の事業所を運営しております。また、医療(整形外科・内科他)、介護(デイサービス、デイケア、訪問介護他)、療術(整骨院、リラクゼーション他)、福祉(保育園、児童デイ他)の多角化した事業を展開しているカスケードグループの一員として、医学的根拠に基づいたサービスを提供させて頂いております。

障がいの壁を乗り越えて、できることから一つずつ…。関わる全ての人が笑顔になり、一人一人が持っている才能や好きなことから可能性を拡げていくことを第一に運営を行っております。『みんな違ってみんないい!』それぞれの想いに寄り添いながら小さなことからコツコツと出来た喜びを共感し大事にしていきます。ダンス療育やダンス介護予防を通して一人でも多くの方に笑顔を届けるため、皆さん一緒に楽しく学んでいきましょう。